ストップフレイル!いきいき体操教室事業
入会歴3年 Kさん
日野市シルバー人材センター
高齢者の健康づくりを目的とした事業。自重を使った筋力トレーニングや、椅子に座ったまま行える体操を実践し、要介護となる危険性が高い状態(フレイル)の予防を目指す。何より「楽しく、できる範囲で」をスローガンに、無理なく続けられる体操プログラムを実施している。
日野市シルバー人材センターで「ストップフレイル!いきいき体操教室」事業に携わるKさん。自主事業によって変化したことや、入会して良かったことについて伺いました。
もともとシニア向けのヨガやフィットネスのインストラクターをしていて、その活動を広める場としてシルバー人材センターを選びました。自宅に届いたセンター発行の「いきいきカルチャー教室」のチラシを見て、「ここでなら私の活動を広く知ってもらえる」と考えたのです。地域に根ざした形で活動を続けられる点にも、魅力を感じました。
「いきいきカルチャー教室」でのレッスンはすぐに予約がいっぱいになるほど盛況で、センターには本当に感謝しています。
今回立ち上げた事業で私は、「100歳まで自分の足で歩ける体づくり」を目標に、ストレッチや筋力トレーニングを教えています。大切にしているのは、参加者のみなさんが無理なく、継続できるプログラムにすることです。レッスン中に痛みがある時は休んでもらい、何より「楽しかった」と笑顔で帰ってもらうことを一番に考えています。そのためにはまず、私自身が元気で楽しめていることが大切です。自分自身の体も整えながらレッスンに臨んでいます。
少し年上世代の会員のみなさんと一緒に活動することで、私にはない考え方や思いに触れられるのは、これまでにない貴重な経験です。
この事業では、運営スタッフの意見を基に、プログラムを丁寧に練り上げました。私を除くスタッフのほとんどが講師未経験でしたが、それぞれが懸命に練習を重ね、人前で堂々と教える姿に、私自身も勇気をもらっています。仲間と意見を交わし、切磋琢磨しながら成長できるこの環境は、非常に刺激的です。
入会して一番良かったのは、世代を超えたお友達が増えたことです。入会前は同年代との交流が中心でしたが、今では活動を通じて知り合った方々とランチに行くような、親しい関係を築けています。正直なところ、こうした交友関係が生まれるのを、入会前は想像していませんでした。活動を通じて新しいつながりができたことは、私にとって何より嬉しい驚きであり、日々の活力になっています。今回の事業をきっかけに、さらに交流が広がっていけばいいなと思います。
私がシニア向けのフィットネスに取り組んだきっかけは、加齢に伴う怪我や体力低下で好きなことができなくなるのを、自ら体感したからです。同じ思いをする人を一人でも減らしたいという気持ちで、この事業を行っています。
「体操は難しい」と感じる方は、周囲で楽しそうに体を動かしている様子を眺めるだけでも十分です。大切なのは、家から一歩外に出て、その時間を楽しむこと。
今後はセンターの仲間とともに、人生を元気に楽しめる環境をさらに広げていきたいと考えています。
この事業は、継続的な運動機会を求める方々の受け皿として立ち上がりました。現在運営スタッフは15名ほどです。みなさん自主的に話し合いや練習に取り組んでいます。
教室の受講募集にも多くの申込があり、当初の予定よりも開催枠を増設しましたが、それでもキャンセル待ちが続いている状況です。市民のみなさんは健康増進に関心のある方が多く、今後はこの事業を通じて「フレイル予防といえば、シルバー人材センター」と認知が広がっていくことを期待しています。
当センターで最も人気が高いのが、「いきいきカルチャー教室」です。運動系からアート系、文化系など、30近い教室が開催されています。受講申し込み開始後すぐに定員に達する人気教室も少なくありません。就業だけでなく、交流や趣味の場として当センターをご活用いただければと思います。